お知らせ
「保存処理合板利用講習会」の開催について
平成23年4月6日午後1時30分から、新木場の木材会館において、日本合板工業組合連合会及び保存処理木質材料普及会の主催、(社)日本木材加工技術協会の後援により、「保存処理合板利用講習会」が開催され、ハウスメーカー、商社、問屋、機械・接着剤メーカー、合板メーカーなど業界関係者約130名が参加し、別紙のとおり開催されました。
主催者代表として、日合連会長 井上篤博から「長期優良住宅や公共建築物等の木材利用が促進される中で、耐震性、耐久性の高い保存処理合板への期待が高まっており、本日の講習会を通じて関係者の皆様の技術向上、情報交換が図られることを希望する。」「東日本大震災の復旧・復興のための、我が国合板メーカーがフル生産を行っており、供給には安心して頂きたい。非JAS等の低品質の部材は使用しないようお願いします。」旨の発言を行いました。
会場全景 | 開会の挨拶を行う日合連会長 井上篤博 | |
講演をする(財)日本建築協会・京都大学名誉教授今村祐嗣氏 | 閉会の挨拶を行う保存処理木質材料普及会代表 勝沢善永 |
(別紙)
保存処理合板利用講習会
1.
目的
平成21年6月「長期優良住宅の普及に関する法律」が、また、昨年10月には「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が施行され、長期優良住宅や3階建て以下の木造建築物が積極的に建設されることが期待されております。
このような中で、長期にわたる保存性に関して信頼性の置ける木材保存に対する関心が急速に高まっており、建築士、ホームビルダー、建材メーカー・商社、一般ユーザー等の皆様にその重要性を認識していただき、保存処理を施した防腐・防蟻合板の普及を図ることを目的として講習会を開催致します。
2. 開催日 平成23年4月6日(水)13:30~16:40
3. 開催場所 木材会館 7階ホール
4. 主催 日本合板工業組合連合会、保存処理木質材料普及会
5. 後援 (社)日本木材加工技術協会
6. 次第
13:30~13:35 開会挨拶 日本合板工業組合連合会代表
13:35~14:00 保存処理合板を巡る動向
セイホク株式会社 技師長 神谷 文夫 氏
森林総合研究所 フェロー
14:00~14:50 木材の利用拡大と保存処理
(財)日本建築研究協会
京都大学名誉教授 今村 祐嗣 氏
14:50~15:00 休憩
15:00~15:50 木材保存処理合板の防腐・防蟻性能について
(独)森林総合研究所 木材改質研究領域
チーム長 桃原 郁夫 氏
15:50~16:15 保存処理合板等の使用例
株式会社オーシカ 建材開発推進部
次長 辻 健 氏
16:15~16:35 意見交換
16:35~16:40 閉会挨拶
保存処理木質材料普及会代表
(問合せ先)日本合板工業組合連合会(担当:川喜多、徳山、宮本)
TEL 03-5226-6677 FAX 03-5226-6678
保存処理木質材料普及会(担当:勝沢、安井)
TEL 0569-28-2125 FAX 0569-29-1361