お知らせ

日本木材輸入協会との「第3回合板懇談会」の開催について

 

平成2397日、東京において、東日本大震災の復旧・復興に不可欠な合板の安定供給をテーマとして、日本合板工業組合連合会と日本木材輸入協会(以下「輸入協会」)との「第3回合板懇談会」を両会会員約35名の参加により開催しました。

 

開会冒頭の代表挨拶で、日合連会長 井上篤博から国産合板の生産動向、被災した合板企業の復旧・復興状況等について紹介するとともに、特に「中国や東南アジアからシックハウス症候群等を引き起こす恐れのある非JAS合板や偽装JAS合板等が大量に輸入されているだけでなく、3.11の大震災直後に、JAS合板工場等の海外認定機関となっているカナダのCMSAやインドネシアのムトウワグンルスタリによる中国国内の合板工場認定が急増しておりその動向を注視している。日合連としては引き続き安全・安心なJAS国産合板(☆☆☆☆)の安定的供給に全力を挙げていく。」旨の発言を行いました。

 

また輸入協会の小川 勝会長からは「輸入協会としては、国内の需給動向を見ながら、引き続き安全安心な合板等の安定的輸入に努めて行きたい」旨述べられました。

 

懇談会では、中国、東南アジア、北米を中心とした世界の合板市場の動向に関する最新情報並びに8月下旬に林野庁が公表した合板価格や偽装JAS合板の注意喚起等に関する情報をもとに活発かつ有意義な意見交換が行われました。


     
   向かって左から二人目、日合連会長 井上篤博、
   右隣、日本木材輸入協会 小川勝会長
  懇談会会場