お知らせ

「平成29年度 合板技術講習会」の開催について

    

「合板の日」記念行事
2017年度合板技術講習会開催

「合板誕生110周年・新たな時代に向けて」

 

 我が国に合板が誕生してから今年で110周年を迎えました。この間原木の転換や接着剤の改良など幾多の変遷を経て、幅広い用途に国産材合板が利用されるようになってきました。最近では持続可能な資源として木材利用の意義が見直されるとともに、技術開発も進んだことから、大規模な建築物にも積極的に木質材料を使っていく気運が高まっています。3年後に開催される東京オリンピック・パラリンピックのシンボルとも言える新国立競技場に木材が多用されることになったことは、今後の木材需要拡大への大きな弾みとなることでしょう。こうした中、木が本来持っている良さを再発見し、それを新たな時代の合板利用につなげていくことを目的として、公益社団法人日本木材加工技術協会合板部会、日本合板工業組合連合会では、下記要領で合板技術講習会を開催いたしました。

 

                    記

主  催:(公社)日本木材加工技術協会合板部会、日本合板工業組合連合会

後  援:(公財)日本合板検査会、(一社)日本木工機械工業会、合成樹脂工業協会

 

日  時:平成29年11月20日(月)午後1時00分~午後5時00分

     平成29年11月21日(火)午前9時30分~午後4時50分

 

会  場:木材会館  東京都江東区新木場1-18-8 電話 03-5534-3111

参 加 者:約100名

 

 
会場全景
 
冒頭挨拶する合板部会長 塔村真一郎氏

 


 【日程及び内容】

  11月20日(月)「木の良さの再発見」

13:1014:00 ・ウッドレガシ-プロジェクトについて

         木材産業要望活動団体 代表幹事      原 口 博 光 氏

 

14:0014:50 ・オリンピック・パラリンピックの木材利用について

(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会

大会準備運営第一局 持続可能性部 持続可能性事業担当課長

日比野 佑 亮 氏

 

14:5015:00 ・休憩

 

15:0015:50 ・木育について

林野庁林政部木材利用課 課長補佐(消費対策班) 道 明 真 理 氏

 

15:5016:40 ・木材の健康、病理学等への効用

         慶応義塾大学大学院理工学研究科 教授   伊香賀 俊 治 氏

 

16:4017:00 ・質疑応答

 

 11月21日(火)「新たな時代の合板利用」

9:3010:20 ・JAS法改正について

         農林水産省食料産業局食品製造課食品規格室

林産物規格班               佐 藤 宏 治 氏

 

10:2011:10 ・アメリカ、中国等への木材輸出の現状と今後の方向性

         林野庁林政部木材利用課 木材専門官    小木曾 純 子 氏

 

11:1012:00 ・合板等木質材料の不燃化に関する開発事業について

エコシス・コンサルティング株式会社 

代表取締役 平 田 耕 一 氏

 

12:0013:00 ・昼食

 

13:0013:50 ・国産材合板における最近の生産機械の進歩

-新しいレイアップ装置レイマッチャ-とその他機種について-

株式会社名南製作所 開発部        濱 口 明 仁 氏

株式会社名南製作所 営業部        秋 田 秀 樹 氏

 

13:5014:40 ・化粧合板の現状と今後の展開

北三株式会社 第二営業本部        富 部   久 氏

 

14:4014:50 ・休憩

 

 14:5015:40 ・中層大規模建築物への国産材合板利用

セイホク株式会社 技師長         神 谷 文 夫 氏

 

15:4016:30 ・合板JASのあり方

国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所

複合材料研究領域長            渋 沢 龍 也 氏

 

16:3016:50 ・質疑応答